ピティナピアノコンペティション地区本選に行ってきました♪

むじかぱれっと配信

一昨日の3日に息子の出場で地区本選に行ってきました。会場はかめありリリオホールです。

大きなホールでの演奏、まずこの機会をいただけたことに感謝することを息子に伝えました。

当日朝の練習では、ミスもあり危なっかしい演奏状態でしたが、本番ではミスなく準備していたものができた演奏だったので、1つの成功体験として息子自身には残ったことだろうと思います。

当日朝の練習風景を載せておきます。曲は予選で弾いていない、4期中2期の、バロックとロマン派の曲で、

・メヌエット グリーガー作曲

・チロルの歌 メトードローズ作曲

です。

バロック・ロマン 本選当日練習

さて、ここからはさらに教室として発信したい内容のブログになります。

〈会場での経験・見た光景〉

会場では、

ロビーから、ホール、舞台袖と演奏順番が進むにつれて待ち場所が変わっていくわけですが、どこもみな緊張感でいっぱいの空気です。

演奏の直前は、舞台の袖で5名ほど待機のため、親子で順番を待つわけですが、その緊迫感といったら、それはもうすごいですよ。自分が弾くわけではないけれど、久々に音大の入試を思い出しました。

いよいよ次の次は息子の演奏。

前の子が弾き始めた時、その前の子が1曲目の出だしで、音がわからなくなってしまったの、、、

弾き直すも音が思い出せない、何度か弾くもやはり思い出せない、、、シーンとなる会場。。。

わたしは待つ間、息子の耳元で「ちゃんと練習してきてから大丈夫だよ」と言葉をかけます。

前の子が違う音をたくさん触ったその曲は、息子が選曲した1曲目と同じメヌエット だったからです。

息子は小さく頷いていました。

前の子は、最後はちゃんと音を思い出せて、そのまま立派に2曲弾いて舞台袖に戻ってきました。

息子の演奏が無事に終わり、ロビーに出ていくと、

さっきの子が、綺麗なドレスを着たままロビーの椅子で静かに泣いていました。そしてその隣でお母さんが、その子をまた静かになだめています。

わたしはその光景を見て、マスクの下で涙がこぼれ止まらなくなりました。

その子のことは当然知らない子なんだけど、この日のために日々練習を重ねてきたことを思うと、、、その子の想いに一瞬でシンクロ状態に。

涙は出るけれど、

わたしはその親子の姿を見て、〝美しいな〟と思いました。

そして、今日ここで経験できたことは、その子にとって、なんて価値のあることなのだろう、と。

うちの生徒の音楽に対しての意識をどう育ててあげられるか、また、意識の高い生徒さんを迎えられるか、今日も講師として考えさせられる1日です。

最後に、本選の講評のこと。

本選を受けたのは3日で、2日後の今日講評が届きました。早くてうれしいです。

ちなみに決勝大会に出られる点数の目安ラインは9.0で、決勝に進める子の割合は、本選出場者の中から約4%ほどです。

息子はまだまだ実力も努力も足りません。

でも、1つ経験するとそこで得た考えや感情から次の1歩が生まれますよね?

コンクールに対しての考え方はいろいろあるけれど、わたしはピアノを一生懸命学習したいと思う生徒さんみんなに挑戦して欲しい。

そしてもっと、曲や音や楽器に愛情を持って、音楽を大切にして欲しいと思います。

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