新しい習い事、お稽古ごとをスタートするのに良い季節、春ですね。
むじかぱれっとも新年度に向けて新しい生徒さんを募集しています。これから教室を探される親御様の参考になれば、と
今回は自分の体験談、現在息子の習い事の話も入れながらお稽古ごとのルールやマナーについて触れていきたいと思います。
〈通う、通わせてもらう〉
この春から息子に新しい教室に通ってもらおうと先日教室の入室試験を受けてきました。
実は、ここは一度、年少に上がるタイミングで入会を検討し体験授業を受けたところです。
しかし、やんちゃな4歳男の子、
本人のやる気とは別に、周りの子と調和しながら座って話を聞くには程遠いな、これでは先生にご迷惑をおかけするだけだな、と母親の私が判断し、こちらから申込を辞退したのでした。
そこから約3年経過し、今回は入会試験を受けての入会志願です。
私も通わせたいし、息子本人も通いたいと思っている教室です。
試験結果は、やはりすぐに入室というわけにはいかず、入室保留となりました。
準備のための個人レッスンを受けて、内容についていけるレベルになった良きタイミングで、既に勉強が進んでいる子たちのクラスに入って授業が受けられるとのことでした。
私たちは謹んでその結果を受け入れ、息子とふたりで「しっかり、がんばろうね」などと話しています。
我が子が新しいことを学びはじめるというのは、本人はもちろんですが、母親としてもワクワクと楽しみ気持ちになるものですね。
〈お稽古ごとのマナー〉
さて、習い事をするにあたりどのジャンルでもその世界で当たり前とされているマナーがあると思います。
例えば、クラシック音楽のお稽古ごとで言うのであれば、
・謝礼は新券で(例:お月謝制でない1レッスン制)

・遅刻はもってのほかですが、教室に入るのが早すぎることのないように定刻か、定刻の1分前にインターホンを鳴らす
・ジーパン、デニムはNG(カジュアルすぎる服装は教えを乞う師匠に対してに失礼ということでしょう)私は地方の出身ですが、幼少期から通っていた地元の先生にしっかりと教えていただきました。
・裸足はNG(スリッパは他の生徒さんとの共有物です、他人が裸足で履いたスリッパ、あなた様は気持ちよく履けますか?笑)これは習い事に限らず、よそのお宅にあげていただく際の一般常識かな(^^;
・ストラップのないサンダルはNG
これは実際私が大学生のときに〝ミュール〟というものが流行り、レッスンにミュールを履いて行ってしまった時のこと、先生に「そんな“つっかけ”でレッスンに来るなんて失礼です」と叱られました。
・挨拶。レッスンの開始時は「お願いします」終わったら「ありがとうございました」。礼に始まり礼に終わる、ですね。
・レッスンの予定を入れてもらい当日などに自分の都合で休んでしまった場合は、レッスンを受けていなくてもレッスン料はお支払いする(その日まで自分のために時間を空けてもらっていたので当然ですね)
あとは、ピアノであれば先生のお宅のピアノを弾かせていただくので、汚い手で触らない、とかレッスン前に手を洗う、とか、靴下を履いてくる、と同様ごく当然のこともいくつかあります。
〈むじかぱれっとでは?〉
音大を卒業して自宅でピアノ教室を開いている先生なら、だいたい前述のことをご自身の勉強、修行時代にやってこられた方がほとんどです。
ただ、自分が教室を開くにあたりそこまで生徒さんたちには求めず、もう少しカジュアルなかたちで音楽に親しんで欲しい、勉強して欲しいと思っている先生は多いと思います。
うちもその教室の1つです。
しかし、これらのことを知っている方に、そこまで厳密にしなくても良いですよ、もう少しラフで、お子様の力を伸ばす子が優先です、とこちらから言ってあげられるのと、
知ってか知らずか、マナーや常識を一切考えずに無作法で門を叩いてこられるのとは話が別です。
私も子を持つひとりの親として学ぶ立場に身を引き締めながら、
楽しい音楽を一緒に共有させていただく生徒さんのために、むじかぱれっとを盛り上げていくためにも、良い関係を気付ける新しい生徒さん、親御様のご入会をお待ちしたいと思っています。
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