不倫の恋!?アメーリア:恋心と清廉潔白の間で。

講師の音楽活動

今日は講師の音楽活動の1つを書きます。

オペラ研究所の研究公演が2月27日に終了しました。

演目はジュゼッペ・ヴェルディ作曲【仮面舞踏会】です。

本番を経験して改めて本当に大曲だったのだということを実感しました。

 

こちらはピアノ教室のHPなので、ピアノやピアノ教室に興味があって訪れた方が多いと思います。

オペラは全く知らないし興味があるかどうかもわからない、という方も多くいらっしゃるっともいますが、どうか、難しいものという壁を作らず、「へぇ、こんなものもあるんだ~」というくらいの気楽な気持ちで読んでください。

 

唐突ですが、世の中の奥様、ママ様、不倫のご経験はありますか?笑

教育系教室HPのブログにあるまじき不道徳な出だしで申し訳ありませんす。m(__)m

 

今回の仮面舞踏会、全体のストーリーはもちろん不倫がテーマというわけではありません。

全登場人物がそれぞれの立場で、それぞれの思惑を抱えながら、ヴェルディの音楽とともに進行していきます。

 

ただ、今回私が歌うソプラノが演じるアメーリという女性は、夫が居て、子供がいる身にも関わらず、別の有能な男性に想いを寄せてしまう、という心境をもつ女性でした。こんなロマンティックな経験私の実生活にはもちろんないけれど、この女性の気持ちになって役を演じなければなりません。

当然、想像に想像を及ばせて役を作ることになるわけですが、

1か所だけ、「あぁ、こんな苦しいこと、、、」耐えられないだろうと実感と重ねられる部分がありました。

それは、自分は死んで償うが、たったひとりの息子を最後に一度だけ抱かせてほしい。。。死ぬ前にもう一度だけ。。。という母の願いを歌うアリアの部分です。

 

償うといっても、アメーリア実は潔白なんですよね。

実際にはプラトニックな愛であり、恋してしまったリッカルドとの間には1線を超えるようなことはなにもなかったのです。

しかし、夫の怒りを駆ってしまった以上もうどうすることもできません。

 

そんな中で、息子にもう二度と会えないのかと思い過ごす夜。。。

どんなに辛く、かなしく、情けない時間だったでしょうか。。。

 

想像しただけで涙が出てきます。。。

 

そうです、オペラってこうやって現代の私のハートにもグサグサと突き刺さるような一瞬が、ワンシーンがあるのです。

それは人によっても異なるでしょうけれど、

貴族の世界?舞踏会?短剣が?復習が?全体的には遠い遠い世界観の話にも思えますが、人間が人間である以上必ず持っているだろう人の情が必ず描かれているので、それを探るという楽しみがあります。

そこに、この場合はヴェルディの重厚で濃厚な旋律や和声が加わってきますので、音楽とともにハートにビシビシと伝わってくるのです。

 

長くなってしまいました。

2018年度、1年間を通して私が取り組んだ役を自分の備忘録としても書いてみました。

オペラや、声楽では、ストーリーや歌詞の意味だけでなく、

声という楽器も魅力の1つです。

マイクを使わず、体の共鳴だけをもってホール全体に響く声を習得していかなければなりせん。

私も現在その岐路の途中であり、今年度のこの経験をもとにさらに来年度前進していけるものと思っております。

 

新しい技術を身に着ける、経験を積んでいける人生は素晴らしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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