こちらのピアノ、10年ぶりに実家から引き取りまた。
私の受験時代、学生時代の勉強を支えてくれた大切なピアノです。
今の住まいに引っ越す前はマンションで、まぁ今もそんなに広いわけではないですが、
マンションではもっとスペースに余裕がなかったので、グランドを置くことを諦め、アップライトピアノを1台置いていました。
アップライトは、都内含め関東圏なら遠くまで足を延ばし、ピアノを数多く置いてある展示場会場でたくさんのピアノに触れた中で出会った最高の1台を迎え入れました。
器種もいくつか候補はあったものの、コレとは決めていたわけではないのですが、
やはり最終的に気に入ったのがスタインウェイでした。
アップライトでありながら繊細で力強くもあり、年代を渡ってきたような深みのある、いろいろな表情を見せてくれるピアノです。
長時間の練習は得意ではない私ですが(笑)、ピアノという楽器に引き込まれるんですよね。そんなことを感じることがあります。
つい弾いちゃう。だって素敵なんだもの。 そんな感じです。 (どんな感じ?笑)
アップライトピアノの話はさておき。
タイトルにもあるように、心配だったグランドピアノ。
なんと、10年間実家に放置されてしまって、一度も調律されていないんです。
とりあえず輸送はしたものの、調律師さんに来ていただくだけで弾けるようになるのかということ。。
電話口では、もし1日で難しそうなら2日かけてになるかもしれません、と言われ、
所要時間10時間?越え?
費用10万円?で済むかしら。。。
なんて思っていたのですが、
弦が切れているということもなく、1日がかりではありましたがなんとかその日のうちに完了していただいて、
費用もそこまで高くなることもなく、無事に調律を終えてくださいました。
本当に感謝です。
こちらの調律師さん、ついこの間までヨーロッパに修行に行かれて帰ってきたところなんです。
そのタイミングで、私の最大の心配であったこの件をご相談できて、本当に心強かった。
調律師さんも誰でもいいというわけではないんですよ。
やはり安心してお任せできる方ってどうしても限られてくるんですね。
2台とも引っ越しによってピアノを置く環境が変化していますから、1年経つ前にまた見ていただく必要があると思いますが、
末永く頼りにさせていただきたい、そんなピアノのDoctor先生です。
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